自己理解
他己分析のやり方とは?自己分析だけではわからない「自分」の見つけ方

自己分析はやってみたけど、なんだかしっくりこない — そんなときに効くのが「他己分析(たこぶんせき)」です。自分ではなく、周りの人に「私ってどんな人?」を答えてもらう方法のこと。
自分の頭の中だけを掘る自己分析に対して、他己分析は「他人から見た自分」を集めます。就活のための堅い手法だと思われがちですが、本当は自分をもっと好きになるための、ちょっと楽しい作業です。この記事では、他己分析の意味・自己分析との違い・具体的なやり方・気まずくならないコツまで紹介します。
他己分析とは?自己分析との違い
他己分析とは、他人に協力してもらって「自分がどう見えているか」を知る作業のことです。自分ひとりで完結する自己分析と、他人の視点を借りる他己分析。この2つはライバルではなく、セットで使うと効果が出る組み合わせです。
同じ「自分を知る」でも、集まる情報がまったく違います。
自己分析(自分視点)
自分の価値観・やりたいこと・過去の経験を、自分の頭の中から掘り出す作業。深いところまで潜れる反面、「自分が知っている自分」の範囲を出られません。
他己分析(他人視点)
友達や家族に、あなたの印象・長所・口ぐせを答えてもらう作業。自分では当たり前すぎて気づけない一面が、外から見える形で返ってきます。
なぜ他己分析が効くのか
他己分析がおもしろいのは、自分ひとりでどれだけ考えても絶対に出てこない情報が手に入るからです。心理学の「ジョハリの窓」でいう、盲点の窓(他人は知っているが自分は気づいていない自分)がここで開きます。
「自分では普通にしているつもりが、周りからは『いつも落ち着いてるね』と思われていた」「自覚のなかった気配りを、友達はちゃんと見ていた」。他己分析で返ってくるのは、たいていこういう、くすぐったくて嬉しい発見です。自己分析だけでは一生気づけなかったかもしれない自分の持ち味が、言葉になって手に入ります。
他己分析のやり方 3ステップ
他己分析は、次の3ステップで進めます。人数は3〜5人くらいいると、共通して出てくる印象=あなたの「本当の強み」が見えてきます。
① 誰に頼むか
立場の違う相手を混ぜるのがコツ。仲のいい友達だけでなく、サークルの先輩・バイト仲間・家族など、あなたの別の顔を知っている人に頼むと、多面的な自分が集まります。
② 何を聞くか
「私の長所は?」だけだと相手も答えにくいもの。「第一印象は?」「頼みごとをするならどんなとき?」「私の口ぐせは?」のように、具体的な質問にすると答えやすく、あなたも受け取りやすくなります。
③ どう受け止めるか
返ってきた答えは、当たり外れをジャッジせず、まず「そう見えてるんだ」と受け取るのがコツ。意外な答えほど、あなたの盲点の窓が開いたサインです。
気まずくならないコツは「匿名」と「選択式」
他己分析の最大のハードルは、気まずさです。面と向かって「私ってどんな人?」と聞くのは、聞く方も答える方も照れくさく、本音より無難な答えが返ってきがち。正直な答えほど、口では言いにくいものです。
そこで効くのが、匿名で・選択式に答えてもらう仕組みです。名前が出ないと相手は安心して正直な印象を書けますし、質問項目が用意されていれば「何を書けばいいの?」と悩ませずに済みます。他己分析は、この“答えやすさ”を用意できるかどうかで集まる本音の量が変わります。
ワタシのトリセツで他己分析をやってみる
ワタシのトリセツは、この他己分析を気軽にできるように作ったサービスです。まず自分でOCEAN診断(ビッグファイブ)ベースの性格診断を受け、次に招待リンクを送るだけで、友達が匿名であなたの印象を回答してくれます。質問はすべて選択式なので、頼まれた友達も数分で終わります。
そして、自己評価と友達からの評価のギャップ=あなたの盲点の窓が、そのままトリセツのいちばん面白いページになります。まずは50問・約3分の無料診断で自分の土台を作るところから。「自分の知らないワタシ」、友達に教えてもらいませんか。