アナタの協調性は80%。
アナタの恋は、ロマンティックで、静かです。心の中では、相手のことを物語のように、豊かに思い描いている。でもそれを、表には出さない。アナタの恋のいちばん美しい部分は、いつもアナタの内側で起きています。
アナタは、好きという気持ちを言葉で押し出すより、態度や、選ぶ言葉の端々に、そっと滲ませるタイプ。派手なアピールはしないけれど、そのぶん、嘘がない。そして、相手の反応に一喜一憂して取り乱す、ということが少ない。アナタの愛は、外の天気に左右されない、自分の中の静かな泉のようなものなんです。
でも、じつは。穏やかで、何を考えているか分かりにくいと言われるアナタほど、心の中では、誰にも見せていない豊かな世界が、いつも動いていること、ありませんか。本当はこんなに想っているのに、それがうまく言葉にならなくて、伝わっているのか不安になる。アナタのいちばん大事な部分は、たいてい、口に出される前のところにある。
でも、それは欠点じゃありません。アナタは、簡単に言葉にできないほど深いものを、心の中に育てられる人です。だからアナタにこそ、アナタが何も言わなくても、その静けさの奥にあるものを読もうとしてくれる人がいていい。言葉が足りないアナタを、急かさずに待っていてくれる相手の前でなら、アナタはやっと、内側の物語を、少しずつ誰かに開いていけます。アナタの心の中の世界は、誰かに見せる価値が、十分すぎるほどあるのだから。
最後にひとつだけ言うとしたら。アナタは、心の中ではこんなにも深く想っているのに、それを言葉にするのが、どうしようもなく苦手なはずです。頭の中では完璧な台詞ができているのに、相手を前にすると、喉の奥でつかえて一文字も出てこない。「好き」のひと言すら、タイミングを計っているうちに飲み込んでしまう。気持ちは溢れているのに伝わらなくて、「どうして自分はこんなに不器用なんだろう」と、一人で何度も嫌になる。誤解されても、うまく弁解できない。本当はいちばん深く愛しているのに、いちばん伝えるのが下手な自分を、もどかしく思ってきたはずです。
でも——それは、アナタの中に、言葉が追いつかないほど豊かな世界があるからなんです。すらすら言葉が出てくる人は、その分、感じている中身が浅い。アナタが言い淀むのは、心の動きが、ありきたりな言葉では到底すくいきれないほど繊細だから。うまく言えないのは、欠点なんかじゃない。それは、アナタが人より深く感じている、何よりの証拠です。だからどうか、その言葉にならない世界そのものを、いちばん好きな人にだけは、不器用なまま見せてあげてください。それがアナタの、いちばん美しい才能だから。

