アナタの協調性は80%。
アナタの恋は、あたたかくて、面倒見がいい。好きな人ができると、その人の生活がまるごと気になりはじめます。ちゃんと食べてるかな、寝てるかな、最近元気ないな——アナタの愛情は、相手をよく見て、先回りして世話を焼ける形で表れます。アナタといると、相手は「自分をちゃんと見ていてくれる人がいる」安心の中に置かれます。
でもアナタは、その同じ細やかさで、相手の機嫌の小さな変化まで全部拾ってしまう。今日ちょっと返事が素っ気なかった、それだけで「私、何かしちゃったかな」と一日中気になってしまうこと、ありませんか。相手はただ疲れていただけなのに、アナタはその沈黙を、自分のせいかもしれないと抱え込んでしまう。
そして、じつは。みんなに気をくばって、いつも笑顔で場をまわしているアナタほど、心のどこかで「これだけやって、嫌われたらどうしよう」と怖がっていること、ありませんか。アナタが一生懸命なのは、優しさであると同時に、「見捨てられたくない」という静かな祈りでもある。だからアナタは、断るのが下手で、嫌われるのが人一倍こわい。みんなのために動けば動くほど、自分のコップは空っぽになっていく。
でも、それは弱さじゃありません。アナタがそこまで人を気づかえるのは、人とのつながりを、本気で大切に思っている証拠です。どうでもいい相手に、人はそんなに心を砕けない。アナタが探すべきなのは、アナタが何もしてあげられない日でも、変わらずそばにいてくれる人。「いてくれるだけでいいよ」と言ってくれる相手の前で、アナタはやっと、嫌われる心配をせずに息ができます。アナタの優しさは欠点ではなく、人の痛みを我がことのように感じられる才能。だからどうか、その優しさを、アナタ自身にも向けてあげてください。
最後にひとつだけ言うとしたら。アナタは、相手に嫌われたくなくて、言いたいことを飲み込んでしまうこと、ありませんか。「これ言ったら迷惑かな」「重いと思われないかな」って、本当はちょっと寂しいのに、ちょっと不満なのに、笑ってのみ込む。みんなにいい顔をして、気づいたら自分の気持ちが、いつも後回しになっている。
でもね。アナタが本当の望みを言っても、人は離れていきません。むしろ逆です。いつも気を遣ってばかりのアナタが、ぽろっと「本当はこうしてほしかった」とこぼしたとき、相手はホッとするんです。「この人も、私に甘えてくれるんだ」って。我慢は、優しさじゃない。いちばん好きな人にだけは、飲み込んだその言葉を、一回だけ口に出してみて。小さなわがままは、もっと近づきたいという合図として、ちゃんと伝わるから。

